海外旅行前でも間に合う?シャドーイングの正しいやり方と効果が出るまでの期間

【PR】記事内に商品のプロモーションを含む場合があります。

シャドーイング、聞いたことはあっても実際にやってみたら「これ本当に意味あるんですか?」って真顔で聞きたくなった人は結構いるんじゃないでしょうか?恥ずかしながら私もその一人で、一度挑戦してみたものの口が全然ついていかず、「もう無理」と数分で撤退した過去があります。ただ発音学を少し齧った身として改めて仕組みを調べてみたら、これが意外とちゃんと理にかなったトレーニングだったんです。この記事では、その理由と正しいやり方、そして「どのくらい続ければ効果が出るのか」という一番気になるところまで、まとめていきます。

シャドーイングとは?なぜ効果があるのか

シャドーイングとは、聞こえてくる英語の音声を1〜2語ほど遅れて影(シャドー)のように追いかけながら、声に出して復唱していくトレーニングです。一度音声を止めて言い直す「リピーティング」とは違い、音声を止めずに追いかけ続けるのがポイントです。

なぜこれが効果的とされているかというと、英語には日本語にはないリズムやイントネーション、単語同士がつながって発音される「リンキング」という現象があるからです。例えば「an apple」は、単語ごとに区切ると「アン・アップル」ですが、実際には「アナポー」のように前の単語の子音と後ろの単語の母音がつながって聞こえます。教科書の文字だけを見て勉強していても、こうした音の変化はなかなか身につきません。シャドーイングは、実際に流れてくる音をそのまま真似ることで、このリズムやリンキングを耳と口の両方で覚えていく練習だと言えます。

効果が出るまでの期間はどれくらい?

シャドーイングの効果を実感できるまでの期間について複数の英語学習サイトを調べたところ、レアジョブ英会話のEnglish Labをはじめ複数のサイトで「3ヶ月が目安」という声が多数派でした。早い人だと1〜2週間で「音の聞こえ方が変わってきた」と感じ始めることもあるとのこと。ただしこれは1日15〜30分程度継続した場合の話で、取り組む時間が少なければその分期間は延び、多ければ短くなる傾向にあります。

「2〜3ヶ月後に海外旅行を控えていて、今はほとんど話せない」という初心者の方にとって、これは正直微妙なラインだと思います。3ヶ月みっちり取り組めばある程度の変化は期待できそうですが、ペラペラ話せるようになるというよりは、リスニングの聞こえ方が変わったり、簡単なフレーズが口から出やすくなったりする程度の変化と捉えておく方が現実的でしょう。劇的な効果を求めるより「今より少しでも聞き取れる・話せるようになれば十分」というスタンスの方が、結果的に続けやすいはずです。

シャドーイングの正しいやり方

いきなり音声を追いかけ始めるのではなく、段階を踏んだ方が挫折しにくいというのが、Kumikoの英語道をはじめ複数の学習法解説に共通する意見でした。だいたい次の4ステップに集約されます。

ステップ1:スクリプトを見て内容を理解する
まずは英文(スクリプト)を読んで、意味や単語の発音をひと通り確認します。意味が分からないまま音だけ真似ても、ただの「物真似」で終わってしまうためです。

ステップ2:音声を止めながらリピーティングする
一文ごとに音声を止めて、聞こえた通りに繰り返します。ここでリズムや発音のクセを掴んでおくと、次のステップが格段にやりやすくなります。

ステップ3:スクリプトを見ながらシャドーイングする
音声を止めずに、文字を目で追いながら声に出して追いかけます。まだ文字のサポートがある分、少し余裕を持って取り組めるはずです。

ステップ4:スクリプトを見ずにシャドーイングする
最後は文字なしで、音だけを頼りに追いかけます。ここまでくると、耳で聞いた音がそのまま口から出るような感覚が掴めてきます。

初心者がいきなりステップ4から始めて「全然できない」と挫折してしまうのは、かなりもったいないパターンです。

教材選びのポイント

教材選びで大事なのは、背伸びしすぎないことです。複数の学習法解説に共通していたのは、「1回聞いて7〜8割くらい理解できるレベル」を選ぶという目安でした。難しすぎる教材だと音についていくだけで精一杯になり、内容理解が置き去りになってしまいます。

もう一つの条件は、スクリプト(台詞)が付いていることです。ステップ1・2で内容確認やリピーティングをする以上、スクリプトがないと始めようがありません。

教材の種類自体は、NHKのラジオ英語講座でも海外ドラマでもポッドキャストでも構いません。むしろ「多少退屈でも続けられる」ものより「これなら聞き続けられる」と思える、自分の興味に合ったものを選んだ方が習慣化しやすい、という指摘もありました。

挫折しないためのコツ

シャドーイングは地味な練習な分、途中で「これ意味あるのかな」と手が止まりやすいトレーニングでもあります。実際に私がすぐ挫折しかけた通りです。調べて見えてきたコツは、大きく2つでした。

一つ目は、完璧を求めすぎないことです。最初から音声とぴったり同じスピード・発音で言えなくて当たり前で、多少ズレていても気にせず続ける方がいい、という意見が目立ちました。

二つ目は、時間より頻度です。1日30分を週2回やるより、1日10分を毎日続ける方が定着しやすいそうです。「ちゃんとやらなきゃ」と気負うより、「歯磨きのついでに1分だけ」くらいの軽さで始めた方が、結果的に長続きします。

まとめ

シャドーイングは地味で単調に感じやすい練習ですが、英語のリズムやリンキングを耳と口の両方に染み込ませるという意味では、理にかなったトレーニングです。効果を感じ始めるまでの目安は3ヶ月、早ければ1〜2週間で変化を感じる人もいますが、劇的に話せるようになるというより「少しずつ聞き取れる・口から出てくるようになる」変化だと捉えておく方が現実的です。

最初にお話しした通り、私自身も一度「意味あるんですか?」と挫折しかけた身です。ただ、いきなり完璧を目指さず、スクリプトを見ながら少しずつ慣らしていけば、思ったよりハードルは低いのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました